2012年12月1日(土) 日本文体論学会102回大会特別講演
講演者 楠根重和(金沢大学名誉教授)
特別講演テーマ 「日・米・独の新聞記事における文体比較」
「意見形成と報道文体は関係があるのではないかという観点から、日・米・独の新聞記事の文体を比較してみると、、、やはり「我々」、「国民」はだめだった」
「と考えられる」、「と思われる」、「と見られる」、「とされる」ジャーナリストが書くのはどうしてだろう。書き手というジャーナリストがどうして、私は「こう考える」「こう思う」、「こう見る」、「こうする」と言わないのでしょうか。主語は不必要だからという理由からでしょうか。受動態にすれば、そこには判断の主、行為者が消えてしまう。主語が消えたからといって,控えめな表現になったとは思えないのです。主語という存在が完全に消えているのかというと、どうもそうではない。一見、主語を消すことで、客観性を装いながら、そこには恐ろしいしかけがある、、、
講演時間16時より90分 司会者 西嶋義憲(金沢大学教授)
この講演は特別講演なので、一般の方の参加も可能です。
場所 金沢大学角間キャンパス人間社会第二講義棟401講義室
駐日EU大使が不都合になり、代わりに駐日EU公使・副代表のメーヴ・コリンズ(Mr Maeve Collins アイルランド出身)が基調講演を行っていただくことになったのですが,さらに変更があります。下のポスターから変更があります。
何度もお目をわずらわせますがお許しください。きたる10月20日(土)開催のフォーラム・「若者よ、もっと世界へ飛び出せ!」の基調講演者、助言者が当初の予定とは異なり、最終的に以下のようになりましたので、改めてお知らせします。
基調講演者:メーヴ・コリンズ公使・副代表(駐日欧州連合代表部)
助言者:ファビアン・ルディエ・フランス政府留学局日本支局長(フランス大使館)
助言者:ベアーテ・フォン・デア・オステン通訳翻訳部長(前駐日ドイツ連邦共和国大使館・現大阪神戸総領事館)
結局、各大使館、総領事館の気配りもあり、上記外交官はフォーラムのテーマに合った専門的な人選となりました(男性1人、女性2人)。そういった意味では、より充実した内容のフォーラムになるものと期待しています。
皆様のご参加を期待します。
平成24年9月吉日
石川EU協会会長・ 浅野周二
開催趣旨
2011年10月29日、当地金沢において、ルディ・フィロン・駐日欧州連合代表部一等書記官、フィリップ・ジャンヴィエ=カミヤマ・在京都フランス総領事、そしてシュテファン・ビーダーマン・在大阪・神戸ドイツ連邦共和国副総領事をお招きし、「EUがわが国の地方に訴えたいこと、地方からEUに発信できること」という表題のもと、フォーラムを開催した。基調講演とそれに続く助言が終わってディスカッションに入ったとき、図らずも、現今の日本の海外留学生数の減少が一話題としてとり上げられ、お招きした上記パネラーから、国際社会での将来の日本の孤立化に対する危惧が述べられた。
ときあたかも今年の春、日本の他地域においても、対米留学生の減少とこれに対する対策が論じられ始めているところでもある。
この機にあって石川EU協会は、石川日独協会、金沢日仏協会、北陸ベルギー友好協会、福井日仏協会と共催で、さらには駐日欧州連合代表部、在大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、フランス政府留学局・日本支局のご後援をいただき、新たに下記の要領でフォーラムを開催し、日本の将来を担う若者を社会全体が一体となって世界という大舞台へ送り出す素地をつくるための一助としたい。
2012年6月吉日
◆主催等
主催:石川EU協会
共催:石川日独協会、金沢日仏協会、北陸ベルギー友好協会、福井日仏協会
後援:駐日欧州連合代表部、在日フランス大使館、在大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館
◆日時
2012年10月20日(土)、14:00より17:00まで
◆場所:「金沢エクセルホテル東急」(金沢市)
◆事業内容
フォーラム
14:00〜14:15:開会あいさつ
14:15〜14:55:基調講演 メーヴ・コリンズ公使・副代表(駐日欧州連合代表部)
14:55〜15:05:休憩
15:05〜15:35:助言 ファビアン・ルディエ・フランス政府留学局日本支局長(フランス大使館)
15:35〜16:05:助言 ベアーテ・フォン・デア・オステン通訳翻訳部長(前駐日ドイツ連邦共和国大使館・現大阪神戸総領事館)
16:05〜16:50:質疑応答
◆事業参加者
一般市民、学生生徒 フォーラムは入場無料です
◆その他
主催および共催団体会員と招待者による懇親パーティ(一月前ほどに皆様に案内します)
懇親パーティ 同日夕:17:15〜20:30(金沢エクセルホテル東急)
感想(K生)EUがノーベル平和賞を獲得したので急遽メーヴ・コリンズ公使・副代表(駐日欧州連合代表部)にはその話をして頂いた。ファビアン・ルディエ・フランス政府留学局日本支局長(フランス大使館)には留学生の世界的な動向、フランスの動向、日本の動向について話して頂いた。フランスとドイツは外国人留学生の数では,世界第4位と第5位の国である。日本での留学生の数が,極端に少ないだけでなく、海外に目を向ける日本人学生が減少し続けているのは悲しいことだ。ベアーテ・フォン・デア・オステン通訳翻訳部長(前駐日ドイツ連邦共和国大使館・現大阪神戸総領事館)は自分の留学体験、日本との日本語に関心を向けて,今日まで,どのような変化を受けたのか,個人史の観点から留学の重要性について語って貰った。多くの高等学校が高校生を伴って参加してくれたので、参加数は180人を超えて、活発な質疑応答があった。高校生には大きな刺激になったと思う。奨学資金の可能性についても言及された。留学することが、国家間の摩擦を乗り越える手段であることを確認できた。参加者180名越えた。
淺野会長より
さる10月20日(土)午後開催の「石川EU協会」
フォーラムには170人を超す参加者があり、
魅力的で若々しい3人の外交官パネリストからは、
あの会場に顔を見せた高校生、あるいは大学生の何人かに、
「石川EU協会」では今後もまた、何かと前向きで、
今回の催しにご同伴して下さった方一人ひとりにこの御礼メールを
平成24年10月吉日
石川EU協会会長 浅野周二
フォーラムの様子
質問する高校生
フォーラム終了後、聞きに来た高校生や引率の先生や一般市民との写真
懇親会の様子
ルディエ氏と質問する学生
太田氏、コリンズ公使、友田氏
フォン・デア・オステン部長と懇親会の参加者
写真提供は淺野会長
追加のお知らせです。
今年5月の駐日欧州連合代表部行事「EUがあなたの学校にやってくる」に際し、14日(月)夜、講師のトーマス・ルリンスキー氏歓迎懇親会を催すことについては先般お知らせしたところです(石川日独協会、北陸ベルギー友好協会共催)。その後打ち合わせを行い、懇親会の冒頭に30分ほど、「日本に来てみて驚いたこと」というタイトルのもと、同講師から気軽に日本の印象を話していただくことにしました。ドイツで想像していた日本と実際に足を踏み入れて見た日本とは、どう違っていたのでしょうか、興味のあるところです。
例年、この行事に伴って来県する外交官といえば大使や参事官でしたが、今年は新進気鋭の青年・トーマス・ルリンスキー氏(ドイツ文化センター勤務、30歳前後?)がドイツ大使館より派遣されて来ることになったというわけです。講演は通訳つきのドイツ語で行ってもらうことになっています。フレッシュな青年のフレッシュな話題に、会員からはいままでとは違ったニュアンスのご発言があるものと期待しています。なお、英語でのやりとりは、通訳なしにご自由にやっていただく予定でいます。
平成24年4月吉日
石川EU協会会長 浅野周二
トーマス・ルリンスキー氏の歓迎懇親会の様子
錦丘高等学校での講演会での様子。講義終了後、講師が高校生徒会役員や新聞部員のインタービューを受けている様子
石川高専の講演会の様子
15日の北陸中日新聞の記事
日時:平成24(2012)年5月14日(月)、18:30(午後6時30分)
場所:金沢エクセルホテル東急
懇親会参加費:6,000円
懇親会参加申し込み締め切り:平成24(2012)年5月7日(月)
申込先:石川EU協会
920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類
西嶋研究室気付
Tel: 076-264-5428
E-mail: ishikawaeu@gmail.com
理事会と総会で出された
第1号議案 2011年度事業報告
2011年(平成23年)度 石川EU協会事業報告
1) 4月14日(木)2011年(平成23年)度 石川EU協会理事会・総会・懇親会
会場:金沢エクセルホテル東急
2) 5月10日(火)〜11日(水)「EUがあなたの学校にやってくる」プログラム
講演会1 講師:リュック・リーバウト次期ベルギー王国大使
会場:北陸学院高等学校および金沢商業高等学校
講演会2 講師:ダニエーレ・ボズィオ駐日イタリア大使館参事官
会場:国立石川工業高等専門学校
歓迎会 会場:金沢エクセルホテル東急
3) 5月11日(水)リュック・リーバウト次期ベルギー王国大使の石川県知事表敬訪問
共催:石川EU協会・石川日独協会・金沢日仏協会・北陸ベルギー友好協会
後援:駐日欧州連合代表部・在京都フランス総領事館・在大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館
基調講演:駐日欧州連合代表部参事官兼広報部長ルディ・フィロン助言:在京都フランス総領事フィリップ・ジャンヴィエ=カミヤマ助言:在大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事代行シュテファン・ビーダーマン
懇親会 会場:金沢エクセルホテル東急
5) 11月27日(日)講演会「ドイツとヨーロッパ情勢」 石川EU協会・石川日独協会共催
講師:田邊隆一元大使
講演会および懇親会会場:金沢エクセルホテル東急
6) 12月7日(水)第10回EU協会全国大会および懇親忘年会
会場:東京ヨーロッパハウス 出席者:石川EU協会会長 浅野周二
2012年(平成24年)
7) 1月22日(日)石川EU協会会員による意見交換会
会場:金沢エクセルホテル東急
講師:天徳院方丈(住職)荒井源空
会場:金沢エクセルホテル東急
9) 3月13日(火)〜18日(日)「国際子ども芸術財団(ICAF)アートオリンピアード金沢展」
他団体との共催
会場:金沢21世紀美術館
第2号議案 2011年度会計報告
第3号議案 新理事の選出
第4号議案 2012年度事業計画(案)
第5号議案 2012年度予算(案)
はすべて承認されました。
理事会の様子 総会の様子
理事会の様子 懇親会
熊田様ご家族の演奏の様子 名コンビの事務局 西嶋・柳田
2012年3月13日より18日まで
場所 金沢21世紀美術館 住所 〒920−8509 石川県金沢市広阪1丁目2番1号 |
FAX | 076−220−2802 |
営業時間 | 月曜休館 市民ギャラリー:9:00〜22:00 展覧会ゾーン:10:00〜18:00 (有料) |
2012年2月29日
今朝の読売新聞に淺野会長の軽妙なエッセイが掲載されいます。
2012年2月8日(水曜日)講演会 Vortrag/Lecture 石川日独協会
講演者 鉢野正樹学術博士・石川日独協会会員(元理事)北陸大学元教授
が石川日独協会主催で行われます。興味のある方は、http://www.nichidoku.org/
をご覧下さい。
Redner/Sprecher: Dr. Masaki Hachino, Mitglied der JDG Ishikawa, ehemaliger Professor an der Uni Hokuriku/Ph.D in economics, member of JGA Ishikawa, former Professor at the University Hokuriku
講演題目 「ドイツ型資本主義とは: 戦後ドイツ秩序自由主義のめざすもの」
Vortragthema/Lecture title: Was ist der Kapitalismus vom Deutschen Typ? Worauf zielt der Ordo-Liberalismus im Nachkriegsdeutschland?/ What is the German type of capitalism? What does the ordered liberalism of the post-war Germany want?
講演会は一般の方参加大歓迎。入場無料。参加申し込みも必要ありません。
Eintritt frei/ Admission free
Mitgliedschaft der JDG ist nicht noetig. Jeder ist willkommen!/ Membership is not necessary. All are welcome!
開場 18時30分
講演開始 19時00分
場所 金沢文芸館 五木寛之文庫 Itsuki-Hiroyuki-Buecherei (Itsuki-HIroyuki-Library) 橋場町交差点
金沢市尾張町1-7-10
TEL 076(263)2444
FAX 076(263)2443
2012年1月22日石川EU協会会員による意見交換会
石川EU協会の今後の会の運営の仕方、組織の見直しについて皆様の意見を聞きたいと思います。ご参加の程をよろしくお願いします。
会員各位
1月22日(日)、「金沢エクセルホテル東急」にて会員の意見交換会を行い、29名の方(プラスこどもさん2名)にご出席いただきました。皆さんからいろんなご意見が出ました。詳細については楠根副会長が主となり、西嶋事務局長とまとめ作業にはいったところで、近いうちに皆さんにお知らせできることと思います。
私個人としてうれしかったのは、ご出席の皆さんが「すなおに、いまのこの石川EU協会が好きだ」ということを肌で感じたことで、これは本当に大きな財産だと思いました。次年度からの活動のあちこちに、この日に出たご意見が反映されることと思っています。
意見交換会に出る予定であったのにご都合がつかず、欠席になった会員もおられたことと思います(実際に、直前に出席不可能になった会員も数名おられました)。どなたも今後とも、この協会活動に積極的にかかわってくださることを期待しています。
お知らせまで。
平成24年1月23日
石川EU協会会長 浅野周二