2018年新年の挨拶
 アメリカ・ファーストを公言し、世界に挑戦するトランプ、一方では経済的にも軍事的にも着実に力を付けてきている習近平国家主席、そしてロシアの復権を目指すプーチン大統領、さらには中近東やアフリカでは混乱と殺戮が止みません。不確実性が増してきています。このような中で、EUや日本は、より強固なパートナーシップを目指すことの正当性が生まれつつあります。フェイクニュースやインターネットによって、私たちの価値観、政治感覚すら、簡単に操作されてしまいます。このような流れの中で、私たちはややもすると物事の本質を見失ってしまいます。私たちの投票行動が、とんでもない現実を作り出しかねません。ポスト・トルースの時代に真実を見極めるのはとても困難です。自分の国だけを見ていては、自分の立ち位置すら分からなくなってしまいます。日本は戦後一貫してアメリカを強く意識してきましたが、問題が生じたとき、果たしてそれだけで良いのかどうかを判断するときに、EUの行動を見ておくことは手助けとなります。別に反アメリカでなければならないと言っているわけではないです。世界にある種の理念を発信するとき、私たちはEUを必要とします。このように考えると、ソフト・パワーとして日本とEUは互いに行動する機会が今後一層増えてきます。エネルギー問題、気候変動、世界平和、格差是正、移民問題、反保護主義、民主主義、知的財産、法による解決などなど、協力出来る分野のリストは長いのです。
 石川EU協会はEUの動きをキャッチするためにEU研究会を行っています。そのために内外の識者や外交官による講演会を行っています。また年に一度、多くの国の外交官が一堂に集って議論をしてもらうEU国際フォーラムも行っています。私たちの活動は,日常的に会の運営を担う事務局のメンバーと、多くの会員、そして催し物に参加して下さる市民や学生さんによって支えられています。皆さまの一層のご支援をお願いするとともに、このような会に興味を持たれる方のご入会は大歓迎です。今年も刺激的な催し物を企画したいと考えています。皆さまのご参加とご協力をお願いいたします。
                                                             会長 楠根重和

                                                



2018年の催し物

新しい催し物ほど上に来ます
The newest event comes above.

タイトルは石川EU協会の催し物(共催を含む)ならびに特にEU関係で重要と思われるものです
Events in read are our own events, co-sponsered is also included.
黒タイトルは他の団体や石川EU協会会員やその他のEUに関する催し物です
皆様からの情報を事務局にお願いします。
Events in black are those of other organisations

6月12日(火) 第26回EU研究会
演題:「スウェーデンからみたEUについて」
      ユーロビジョンソングコンテストおよび難民問題を通して,
      スウェーデンからみたEUについて講演されます。
講師:本田亜希子様 
  石川県生まれ。陶芸家。2009年よりスウェーデンへ陶芸留学。
エーランド島デザイン学校カペラゴーデン陶芸科を卒業されました。
その後カルマルで陶芸家として独立。スウェーデン語を勉強され,
スウェーデン語国家資格も取得。計7年間のスウェーデンご滞在後,
2016年に日本に帰国されました。現在津幡町在住。石川県スウェー
デン協会会員。(2017年度に同協会で講演されました。)

講演テーマ スウェーデンとEUについて(仮題)

時間 18 : 30 -講演開始, 20 : 30-講演及び質疑応答終了

場所 石川四高記念文化交流館 多目的利用室 4


4月28日(土)石川EU協会総会及び講演会及び懇親会
総会 17時00分より17時30分(総会は石川EU協会会員だけが出席できます)
    総会と講演会は同じ会場です。会員の方で出席できない方は委任状をお願いします。
総会が終わり次第、講演会は開場となります。
講演会 17時30分より19時30分(質疑応答含む。講演会は一般市民の方も参加できます)
この講演会は
金沢大学EU情報センターも協力して頂いておりります。

講演題目 欧州統合の現段階と日本EU協力 -安全保障の観点からー
講師 元EU日本政府代表部次席大使。この3月末に国際基督教大学教授に定年退職。
    植田先生はEUの防衛・安全保障が専
門。
講演趣旨

     欧州統合はプロセスである。旧来は、加盟国の数が増え、
    EUの政策領域も経済・通貨から安全保障や司法内務協力にまで広がってきた。
      しかし、英国の離脱決定によって初めて加盟国が減るという新しい段階に入っている。
    他方、1993年に導入されたEUの安保協力は、NATOを重視する英国が
    ブレーキになっていたため、逆に急速に進み始めた。米国のトランプ政権によって
    米国との同盟の信頼性が揺らいでいることも追い風になっている。

   本講演では、EU内での安保協力の動きを紹介するとともに、
    日本との協力についても触れる。経済連携協定(EPA)と
    戦略パートナーシップ協定(PCA)という二つの協定交渉は終わり、
    EPAは英国が離脱する2019年3月までの発効が目指されている。
    PCAによる安全保障も含む、広い分野での協力を通じて、
    法の支配に基づく国際秩序の維持を目指している。両協定により、
    日EU協力の更なる発展が期待される。

講師紹介

成蹊大学法学部助教授を経て、今年3月末まで現在国際基督教大学教養学部教授。専門は、ヨーロッパ安全保障、国際機構論。津田塾大学学芸学部卒業後、1981年に同大学大学院博士課程を修了(学術博士)。博士論文の題は「地域的安全保障の史的研究: 国際連盟時代における地域安全保障制度の発達」。

植田隆子先生は1985年から1987年まで、ジュネーヴ大学高等国際問題研究所(HEI) 客員研究員。2003年から2008年まで東京大学大学院総合文化研究科特任教授。2008年から2011年まで欧州連合日本政府代表部政治安全保障担当次席大使。

参考
 
2017年12月22日毎日新聞に植田先生の「EU離脱交渉基本合意 課題先送り、道険し EU内の防衛協力加速 植田隆子・国際基督教大教授の話」という記事があります。

著書及び編著書

『地域的安全保障の史的研究――国際連盟時代における地域的安全保障制度の発達』(山川出版社 1989年)

『21世紀の欧州とアジア』(勁草書房, 2002年)

『現代ヨーロッパ国際政治』(岩波書店, 2003年)

『EUスタディーズ(1)対外関係』(勁草書房, 2007年)

講演会には会員以外の一般市民の参加も自由で無料です。申し込みの必要もありません。
皆さま奮ってのご参加をお待ちしております。

会場 
金沢大学サテライトプラザ(金沢市西町研修館)電話番号076-232-5343。

懇親会は別会場です。
懇親会 19時45分より(植田隆子先生を囲んでの懇親会)

会場 
ANAホリデイ・イン金沢スカイ

〒920-0855 金沢市武蔵町15-1 Tel:076-233-2233 

懇親会費 6000円

 

石川EU協会の会員の皆さま
総会および懇親会申し込み締め切りは4月25日(水)17時です。

石川EU協会事務局(ishikawaeu@gmail.com)へメールでお願いします。

 

◆会計からのお知らせ◆

年度始めになりますので,年会費の受付を行います。こちらについても

お忘れなくご用意くださいます様,よろしくお願い申し上げます。


問い合わせ先 メールでのみの受付
石川EU協会事務局
920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類佐藤秀樹研究室
石川EU協会公式メール:ishikawaeu@gmail.com

4月21日 石川EU協会 理事会
皆さま、4月28日の総会に先立ち理事会を開催することになっています。4月25日の総会当日は講演会と歓迎会もあり、時間がタイトなので、一週間前に理事会を開きたいと思います。現執行部としては、新年度から新たに1人理事を推薦する予定でいます。その他の議題はほとんど例年と通りです。
そこで理事の皆さまのご出席をお願いします。欠席される場合は、委任状の形式は問いませんが、石川EU協会の公式メールアドレス宛に、誰に決議権を委任するかも含めて提出をお願いします。石川EU協会規約第8条では「理事会は理事の過半数の出席(委任状を含む)によって成立し、出席理事の過半数をもって決し、可否同数のときは議長の決するところとする」と書かれていますので、出席できない場合は委任状をお願いします。今年は理事の改選の年に当たりますので、新理事の推薦などの提案がありましたら、事務局にメールでお願いします。また現在理事の皆さまにおかれましては、今年度(4月以降)も是非とも理事をお願いいたします。
また、理事会でも年会費を徴収しますので、総会にご出席できない理事の方には、事務作業の軽減のために、その際にお支払いの方もよろしくお願いします。
                  石川EU協会会長 楠根重和

理事会会場 ホテルトラスティ金沢香林坊
     ロビーカフェ ファシーノ
     住所 金沢市香林坊1丁目2-16
     電話 076-203-8111
時間 理事会は11時30分から始め、終了すれば出席者と昼食を取りながら皆さまと歓談したいと思います。全体で1時間半程度です
ランチは1500~2000円です。
理事会申し込み期限 4月19日正午


 
3月28日 第25回EU研究会

講演テーマ:激動の朝鮮半島情勢の歴史的な検証:戦争か平和か
講師:李鋼哲
会場: しいのき迎賓館 セミナールーム A
日時: 18時開場、講演開始18時30分
講師紹介:北陸大学 経済経営学部准教授
    1959年中国吉林省生まれ。85年中国中央民族大学哲学科卒業後、
    中共北京市委党校大学院で共産党研究。卒業後、中華全国 総工会
    傘下の中国工運学院大学専任講師を務める。91年来日、立教大学
    大学院経済学研究科修士・博士課程修了。2001年より東京財団研究員、
    名古屋大学外国人研究員、内閣府傘下の総合研究開発機構(NIRA)
    主任研究員を歴任、日本政府に政策提言などを行ってきた。
講演内容: 昨年の3~5月、北朝鮮の核開発やミサイル発射問題を巡って世界に
    激震が走った。そして今年3月、北朝鮮がピョンチャン・オリンピック大会に
    参加することを契機として南北対話が再開した。4月には南北首脳会談も決定、
    さらには米朝首脳会談が開催されるという激震がまたもや世界に走った。南北
    対立はもとより、米朝対立、日朝対立が急変、戦争の危機に発展しかねない
    状況が一変、対話ムードに変わる。その背景には何があったのだろうか。
    日本のマスコミの論調は相変わらず、制裁と圧力の一辺倒で、対話路線の
    アプローチを取れないでいる。これはどうしてなのだろうか?
     私は20年前から北朝鮮の改革開放に向けての経済政策を研究してきた。
    そして、この20年間、平壌に1回、羅先経済特区に3回、金剛山に1回訪問した。
    昨年8月21-22日に羅先市を訪問した際に、日本と取引関係のある
    貿易会社の社長にもインタビューした。朝鮮半島の危機およびそれが
    日本に及ぼす影響と、日本のそれに対する対応は、日本のみならず、
    北東アジア全般に重大な影響を及ぼす。この危機を回避し、平和な
    国際環境を醸成するためには、日本はいかなる外交を行うべきであろうか。
    今の日本政府は果たして正しい対応をしているのだろうか。
    このような問題について、歴史を踏まえ、国際的な視点から分析したいと思う。

会員以外の一般市民の参加も自由で無料です。申し込みの必要もありません。
皆さま奮ってのご参加をお待ちしております。

問い合わせ先 メールでのみの受付
石川EU協会事務局
920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類佐藤秀樹研究室
石川EU協会公式メール:ishikawaeu@gmail.com



講演する李鋼哲先生

李先生の講演に先立ち会長の挨拶

1月29日(月)石川EU協会新年会
New Year's Party of the Ishikawa-EU Association
場所 金沢杜の里サイゼリヤ
時間 6時30分より
多数の皆様のご参加をお待ちしております。

                     石川EU協会会長 楠根重和

新年会の申し込みは
平成30年1月14日まででしたが,現在も受付中です。事務局にメールでお申込みください。
会費は各自自分が注文した分をお支払い下さい。
石川EU協会事務局
920-1192金沢市角間町金沢大学人間社会学域経済学類佐藤秀樹研究室
石川EU協会公式メール official e-mail of Ishikawa-EU-Association:
ishikawaeu@gmail.com


今年初めての会合で、冷温、大雪のなかでも12名の方に参加して頂き、有り難うございました。多いに歓談できて、仲間意識が高まったと思います。